キラキラと光るLEDやサイリウムの光が印象的なアイドルLIVEの光景はもはや定番となっていますが、オタクによるサプライズ一斉点灯はもっとすごいです! 今回の記事ではそんなオタク(ファン)による一斉点灯が収められた動画を一気にご紹介致します。
落ちサビとは
最後のサビの前に入る、伴奏がおとなしめになり歌声を聴かせるパートのこと。一般的なロックなどの曲にはない場合が多いのでわかりづらいかもしれませんが、アイドル曲には必ずといっていいほど入ります。推しが落ちサビの担当になったら、そのメンバーのオタクは全力でサイリウムを折るチャンスです!
一斉点灯とは
一般的なアイドルLIVEというと、曲の始まりから終わりまで色とりどりのLEDライトが輝いているイメージがありますよね? 一斉点灯は逆に曲中は誰一人として点灯させずに、どこかしらのタイミングで全員が一斉にLEDライトやサイリウムを光らせる行為を指します。アイドルによっては一斉点灯が定番となっている曲のほか、オタク有志の呼びかけでメンバーの誕生日や記念日などのサプライズとして行うこともあり、かけがえのない景色を作り出すことができます。
でんぱ組.inc
秋葉原DearStage初のアイドルグループでんぱ組.inc。ディアステージでは元々LIVEでサイリウムを使う文化があったため、一斉点灯もLEDではなくサイリウムが基本。2017年公演の武道館を最後にLIVE活動休止中の彼女たちですが、復活LIVEでまた色とりどりのサイリウムを見たいですね。
キラキラチューン:古川未鈴生誕サプライズ
動画の約3:00〜。2012年9月に恵比寿LIQUIDROOMにて行われたでんぱ組.incの2ndワンマンライブ。この日は赤担当の古川未鈴さんの誕生日が近かったということもあり、メンバーとオタク有志による赤色サイリウムの一斉点灯サプライズが! これには思わず未鈴さんも大号泣してしまいました。
でんでんぱっしょん:古川未鈴生誕サプライズ
動画の約1:45〜。2013年に行われた日比谷野外音楽堂でのワンマンLIVE。でんでんぱっしょんの無音部分で一斉点灯と共に「未鈴ちゃん!お誕生日おめでとう!!」とメンバーとオタクからのサプライズ。未鈴ちゃんもまさか2年連続でこんな盛大に祝われるとは思わなかったので驚きを隠せませんでした。
WWDBEST:日本武道館
動画の約4:20〜。でんぱ組.incの楽曲を手がけてきたクリエイター陣が一斉に集まり作られた集大成とも言える曲。サプライズではないのですが、ツアー中未鈴ちゃんがTwitterで呟いたことから周知され、そこからわずか2週間後のツアーファイナルとなる日本武道館公演で実現。彼女たちの定番とも言える「綺麗だなオレンジリウム」という歌詞とともにそれまで色鮮やかだった6色の光がオレンジ1色に染まる景色は圧巻です。
WWDBEST
後半の綺麗だなオレンジリウム
で
オレンジリウム振ってくれると
嬉しいな( ´・ヮ・`)とかね!
— 古川未鈴 (@FurukawaMirin) 2017年1月8日
ORANGERIUM(おまけ)
上記でも触れた「ORANGERIUM」。曲のタイトル通り、相沢梨紗さんの歌い出しから一斉にオレンジ色のサイリウムを折るのが定番となっている曲です。
BiSH
動画の約4:20〜。「楽器を持たないパンクバンド」と呼ばれ、今現在絶大な人気を誇るBiSHの2016年ツアーファイナル。生のストリングスに日比谷野外音楽堂というロケーションで、壮大な世界観がさらに輝きを増したオーケストラ。落ちサビでオタク有志によるメンバーカラーの一斉点灯がサプライズで行われ、これにはさすがのアイナさんも涙を堪えきれませんでした。
妄想キャリブレーション
動画の約3:48〜。2017年に行われたレコ発ライブツアー「激ヤバ∞発進!~ダイナモンドを探せ!~」のツアーファイナル渋谷WWWXでの一幕。メンバーの雨宮伊織さんが作曲、メンバー全員で作詞を手掛けた「BackStage」というナンバーはいろいろな苦難を乗り越えメンバーとファンが一緒に歩いて行くという気持ちが込められた曲。「まだ見ぬ眩むような 光の海へ」というメンバーの気持ちに応えるように、オタクによる一斉点灯が行われ、メンバー全員にその想いが伝わった瞬間は感涙の一言。
新谷良子
動画約3:05〜。声優新谷良子さんのLIVEの一幕。元々サイリウムの一斉点灯は声優アイドルの現場でよく行われていた文化であり、ウルトラオレンジと呼ばれるサイリウムを使うのが主流でした。このLIVEでは落ちサビの「このまま一緒にオレンジに染まって」の歌詞と共に、それまでピンク1色だったサイリウムがオレンジに。まさに「夢が夢じゃなくなる瞬間」ですね。
UNDER17(桃井はるこ)
動画約3:25〜。最後は声優アイドル桃井はるこさんとULTRA-PRISMでの活動やでんぱ組への楽曲提供でおなじみの小池雅也さんによるユニットUNDER17の解散LIVE。「伝説のUO一斉点灯」とも呼ばれ、この後のアイドルLIVEの一斉点灯の礎ともなった一幕です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? アイドルLIVEにはアイドルとオタクが一体となって作り出すかけがえのない景色があります。もしこの記事を見て少しでもアイドルが気になった方は足を運んでみてください。他にも「この一斉点灯もすごかった!」という情報ございましたらコメントをいただければ幸いです。