コロナ渦以降、PCゲーマーの人口が増え続けました。モンスターハンターワイルズやスターフィールドなど高性能なグラフィックを求める人気ゲームも増えてきたことでグラボの交換を考えてる人も多いのではないでしょうか? そこで今回はグラフィックボードメーカーごとにそれぞれの特長を解説していきたいと思います。
グラフィックボードの選び方
PCゲームをするうえで1番重要となっているのがグラフィックのクオリティだけでなく、フレームレートなど動画処理全般を担うPCパーツ「グラフィックボード」(グラボ・ビデオカード・グラフィックカードなど)です。そんなグラボを選ぶ上で覚えておきたい重要スペックを簡単にご説明致します。
GPU(チップセット)性能で選ぶ
PCの脳がCPUであるように、グラフィックボードにはGPUいうグラフィックボード用のCPUが搭載されています。ここの性能がグラボ性能の核と言っても過言ではなく、その処理能力はベンチマークという専用テストの数値によって表されます。詳しくは本稿下部に記載されている「Nvidia GeForceとAMD Radeon」の項で説明しています。
同じチップセットでも各メーカーが独自にOC(オーバークロック)しているモデルもありますので、購入する際はクロック数も比較対象にするといいでしょう。
VRAM(ビデオメモリ)容量で選ぶ
GPU同様、グラフィックボードには動画処理のための専用メモリが搭載されています。通常のメモリと同じように多ければ多いにこしたことがないのでこちらも覚えておきましょう。
冷却性能で選ぶ
グラフィック性能を求めるゲームや4Kディスプレイなどの高解像度モニターを使うことでグラフィックボードには大変な負荷がかかりひどい場合は100℃以上に発熱します。そうなってしまうと故障の原因になるうえに、グラボ本体の性能が低下し性能をフルに発揮できなくなってしまいますので、できるだけ冷却性能の高いグラボを選ぶようにしましょう。
ファンの性能や数で選ぶ
ファンというのはグラボを冷やすための扇風機です。この数が多ければ多いほど冷却性能が高くなります。ただし基本的にファンの数はGPUの性能に合わせて適切な数をメーカーが設定していますので、あまり気にしなくていいでしょう。
排気方法で選ぶ
グラボには外排気と内排気があります。内排気のほうが冷却性能が高いですが、PC本体のエアフローがしっかり確保されてないと、PC本体内に熱気が籠もり逆に性能が低下するおそれがあります。逆に外排気はエアフローを気にしなくても大丈夫ですが、冷却性能に限界があります。
冷却方法で選ぶ
上記で解説した「空冷(空気冷却)」の他に、熱気を冷却液で冷やす「水冷」式があります。値段が一気に高くなりますが、静音性・冷却性能ともに極めて高いので、高性能なグラボをしっかりと冷やしたい方は候補に入れてみましょう。
外排気 | 内排気 | 水冷 | |
冷却性能 | 低い | 普通 | 高い |
静音性 | 悪い | 普通 | 高い |
値段 | 普通 | 普通 | 高い |
省スペース性 | 普通 | 良い | 悪い |
製品数 | 少ない | 多い | 少ない |
インターフェースで選ぶ
大前提として購入するグラボがお持ちのPCやモニターに対応してないと意味がありません。使用する予定のPCのマザーボードのPCIスロットのサイズの他に、外部出力がお持ちのモニターに対応しているかも確認しておきましょう。
消費電力で選ぶ
グラフィックボードはその処理能力からかなりの電力を消費します。そのため、補助電源が必要なモデルなども多いため、お持ちのPCの電源のW数や補助電源数を確認しておきましょう。電力が足りない場合は動作しないだけでなく最悪故障の原因にもなりますので注意が必要です。また、高性能=消費電力が高い=電気代が高くなるという傾向があります、一生懸命貯金して買ったグラボのせいで電気代が払えなくなった…ということがないようにしましょう。
TDPというスペックに注目
TDP(Thermal Design Power)とはGPUの最大放熱量を指します。この値が高いほど消費電力が高い傾向にあり、電気代も増えます。上記で高性能=消費電力が高いと記述しましたが、製品によっては性能が高いのにそれほどTDPが高くない=効率がいい製品もありますので、グラボを選ぶ指標の1つにしてみましょう。
デザインで選ぶ
最近はサイドカバーにアクリルを使用し、PC内部が見えるPCケースも少なくありません。それにより各社からRGBやLCDを搭載し、多彩な色に光るモデルが発売されているのでご自身のPCに合わせたデザインのグラボを選ぶのも1つの楽しみになってくると思います。
Nvidia GeForceとAMD Radeon
大前提としてグラフィックボード(ビデオカード)にはNvidia社とAMD社の2社の主要チップセットメーカーがあり、そこから各パーツメーカー(ASUSやMSIなど)にチップセット(GPU)が供給され、それぞれのパーツメーカーが独自のグラフィックボードを開発します。簡単に2社の違いを解説していきましょう。
Nvidia GeForce
Nvidea(エヌヴィディア)はGeForce(ジーフォース)シリーズを販売しており、現在最新モデルであるRTX40XXシリーズを中心に30XXシリーズ、〜GTX16XXシリーズがラインナップされています。グラボメーカーとして世界トップに君臨し初心者から上級者まであらゆる層をサポートしています。
RTXシリーズの特長
GTXシリーズから新たにラインナップされたハイエンドシリーズであるRTXシリーズにはGTXシリーズにはなかったレイトレーシング機能、AI機能(NVIDIA DLSS3)などを搭載し画質とFPS両方のパフォーマンスを最大限に引き出すことに成功しました。
レイトレーシング機能は光の挙動をシミュレートすることで高密度な処理を実現し、上記画像からもわかるとおり光や水面の反射がこれまでにないクオリティで実現されています。
TiやOC、Superの違いは?
GeForceの型番には同じシリーズでもRTX4070 TiやRTX 2070 Superと型番の最後に入る場合があります。Tiは「Titanium」の略で昔からGeForceシリーズの高性能モデルに付けられているもの。OCも「オーバークロック」の略で単純に無印よりも性能がいいものに表記されています。
AMD Radeon
Ryzenの登場により一気に人気が出てきたのチップセットメーカーAMD(エーエムディー)から発売されているのはRadeon(レイディオン)シリーズ。こちらはRX7X00というシリーズが現在の主力シリーズとなっており、型落ちモデルとしてRX5X00〜RX6X00シリーズがラインナップされています。CPUも開発しているメーカーのためRyzenを使ったPCをお使いなら相性も抜群のため候補に上がってくるかと思います。
RX7X00シリーズの特長
RTXシリーズを追随する形で2021年11月に発表されたRadeonの最新モデル。AMD新アーキテクチャ「RDNA 2」を採用し、4K解像度でも100fps以上の高フレームレートを実現。AMD FidelityFXという7種類の画質技術を用いることで、これまでにないグラフィックを実現することに成功しました。
GeForceとRadeonの主な比較
主なシリーズごとの参考価格帯
※2024年2月10日時点の参考価格(記載がないもの無印)
GeForce | Radeon | 参考価格 |
RTX4090 | ¥320,000 | |
RTX4080 | RX7900 XTX | ¥200,000 |
RTX4070 Ti | RX7900 XT | ¥120,000 |
RTX4070 | ¥90,000 | |
RTX4060 Ti | ¥60,000 | |
RTX4060 | RX7600 | ¥45,000 |
RTX3090 Ti | ¥300,000 | |
RTX3090 | ー | ¥300,000 |
ー | RX 6900 XT | ¥160,000 |
RTX 3080 Ti | ¥200,000 | |
RTX 3080 | RX 6800 XT | ¥100,000 |
RTX 2080 | ー | ¥95,000 |
RTX 3070 | ー | ¥80,000 |
RTX 3060 Ti | ー | ¥65,000 |
RTX 2070 | ー | ¥60,000 |
RTX 2060 | RX 5700 | ¥50,000 |
GTX 1660 | RX 5600 | ¥30,000 |
GTX 1650 | RX 5500 | ¥20,000 |
参考ベンチマークと消費電力
TDPとワットパフォーマンス
グラフィックボードは高性能になるほど消費電力が増加します。そのため、高性能な電源が必要だったり電気代が高くなるというデメリットも存在します。そこで指標となるのがワットパフォーマンス。ベンチマークスコアをTDP(熱設計電力)で割ることで出る数値を用いてパフォーマンス効率のよさも選択指標の1つにしてみましょう。
※PASSMARK G3D Markによる参考データ
GPU名称 | 平均 G3D Mark | TDP(W) | パフォーマンス |
GeForce RTX 4090 | 39,082 | 450 | 80.8 |
GeForce RTX 4080 | 34,906 | 320 | 87.9 |
GeForce RTX 4070 Ti | 31,693 | 285 | 79.9 |
Radeon RX 7900 XTX | 31,423 | 355 | 85.1 |
GeForce RTX 3090 Ti | 29,871 | 450 | 48.4 |
Radeon RX 7900 XT | 29,192 | 315 | 83.6 |
Radeon RX 6900 XT | 25,987 | 300 | 86.6 |
GeForce RTX 3090 | 25,537 | 350 | 72.5 |
Radeon RX 6800 XT | 24,781 | 300 | 82.6 |
GeForce RTX 3080 | 24,008 | 320 | 76.2 |
GeForce RTX 2080 Ti | 21,585 | 250 | 86.6 |
GeForce RTX 3070 | 21,490 | 220 | 112 |
GeForce RTX 3060 Ti | 19,981 | 200 | 99.9 |
GeForce RTX 2080 S | 19,386 | 250 | 76.9 |
GeForce RTX 2080 | 18,596 | 215 | 87.7 |
GeForce RTX 2070 S | 18,094 | 215 | 84.2 |
Radeon RX 5700 XT | 16,761 | 225 | 74.4 |
GeForce RTX 2060 S | 16,411 | 175 | 93.3 |
GeForce RTX 2070 | 16,110 | 175 | 92.8 |
Radeon RX 5700 | 14,511 | 180 | 78.9 |
GeForce RTX 2060 | 13,978 | 160 | 92.1 |
Radeon RX 5600 XT | 13,587 | 150 | 86.7 |
GeForce GTX 1660 Ti | 12,061 | 120 | 106.7 |
GeForce GTX 1660 | 11,526 | 120 | 94.8 |
Radeon RX 5600 | 10,996 | ー | ー |
Radeon RX 5500 XT | 9,050 | 130 | 69 |
Radeon RX 5500 | 8,494 | ー | ー |
GeForce GTX 1650 | 7,728 | 75 | 103.4 |
GeForce GTX 1650 Ti | 7,532 | 75 | 100.4 |
グラフィックボードのメーカーの違いは?
NvidiaとAMDはあくまでもチップセットを供給するメーカーで、そこから各PCパーツメーカーが独自設計のグラフィックボードを販売しています。
各メーカーの使用しているGPU自体は同じものになるため、同じ型番であれば明確な性能の違いはありません。しかし、冷却性能により性能がフルに引き出されたり、メーカー独自のOC(オーバークロック)により性能を引き上げているものもあります。
デザインやインターフェースの数、冷却方法など各メーカーごとに特長があるので自分の好みにあったメーカーを選んでみましょう。
GIGABYTE(AORUS)
台湾のPCパーツメーカーで、グラフィックボードの他にマザーボードやCPUクーラーで有名なメーカー。ゲームブランドとして「AORUS Gaming」を有しており、グラボやゲームPCなどが発売されています。
GIGABYTEのグラボの特長
AORUSシリーズ
同社のゲーミングブランドである「AORUS Gaming」の名を関するゲーミングモデルのグラボ。「RGB FUSION2.0」や「LCD EDGE VIEW」といった独自のライティング機能を備えているため透明ケースなどと組み合わせて没入感を高めてくれます。
WATERFORCE
型番に「WATERFOCE」と入っている製品は「WATERFOCEクーリングシステム」という独自の水冷技術を採用。他メーカーにはない数少ない水冷グラボを選ぶなら選択肢の1つなるでしょう。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
XTREME | 水冷モデルあり / RGB | Amazon |
MASTER | AORUS / トリプルファン / RGB | Amazon |
GAMING | GIGABYTE | Amazon |
VISION | GIGABYTE | Amazon |
EAGLE | GIGABYTE | Amazon |
GIGABYTEのオススメグラボ
MSI
正式名称はMicroStar Internationalという台湾のマザーボード、グラフィックボードメーカー。2000年にはグラフィックボード出荷量世界1位になったトップメーカーです。
MSIのグラボの特長
冷却性能と静音性能を重視
効率のいい対流を生み出すファンのデザインからエアフローを考慮したヒートシンクデザインまで、空冷性能と静音性能を極限まで高めるために緻密に計算されています。
ライティング機能
上位モデルにはRGBカラーを調節するこが可能なライトアップエフェクトを搭載。ケースやチームカラーと調和の取れたライティングを実現します。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
SUPRIM | フラッグシップモデル / RGB | Amazon |
GAMING | トリプルファン / RGB | Amazon |
VENTUS | Amazon |
MSIのオススメグラボ
ASUS(ROG)
正式名称はASUSTeK Computer Inc.(エイスーステックコンピューターインク)という台湾のPCパーツメーカー。マザーボードで有名なメーカーですが、独自のゲーミングブランド「ROG(Republic of Games)」を所有し個性的なゲーミングPCからヘッドセット、ゲーミングルーターなどあらゆるゲーミングデバイスを発売しています。
ASUSのグラボの特長
フレッシュシュラウド
上位のROG Strixシリーズに搭載されているデザインモデル。同シリーズのマザーボードとデザインが調和するメタルフェイスとRGB KEDを採用。ASUS製のマザーボードを使っている方はぜひ。
AXIAL-TECH
大型グラボ用に最適化されたデザインの空冷ファン。センターファンが13枚、補助ファンが11枚のトリプルファンを採用し、センターファンのみ回転方向を逆にすることで気流の乱れを抑制しグラボの冷却化を実現しています。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
ROG STRIX | フラッグシップモデル / RGB | Amazon |
TUF Gaming | 高耐久モデル | Amazon |
TURBO | 省スペース / 外排気クーラー | Amazon |
DUAL | デュアルファンモデル | Amazon |
Phoenix | エントリーモデル | Amazon |
ASUSのオススメグラボ
ZOTAC
香港に本社を置くグラボメーカー。安価なモデルが多く、性能も悪くないためコスパ抜群のメーカー。また、Radeonの取り扱いがなくGeForceのみが発売されています。
ZOTACのグラボの特長
SPECTRA 2.0 RGB Lighting
各グレードの上位モデルに搭載されているRGBライト機能。
IceStorm2.0
大型アルミフィンを備えるヒートシンクとバックプレートを組み合わせたオリジナル冷却機能。ファンコントローラーによる各ファンの独立制御と合わせて静音性も実現しています。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
Trinity | トリプルファン / RGB | Amazon |
Twin Edge | デュアルファン | Amazon |
Holo | HoloBlackデザイン / RGB | Amazon |
ZOTACのオススメグラボ
ELSA
1980年代からグラフィックボードを作り続けているドイツのメーカー。現在は一般的には出回ってないハイエンド3DCGなどに用いるプロ用のグラボやノートPCなどPC関連製品を多岐に渡って製造している信頼性のあるメーカーです。
ELSAのグラボの特長
Through Flow Cooling System
基盤寸法を大幅に短縮することにより、他メーカーと比べてコンパクトな作りとなっています。それによりスペース効率だけでなく冷却性能の向上にも成功しています。
ELSA Silent Air Cooling
7本のヒートパイプと大型フィンを組み合わせることによって高い冷却性能と静音性を両立するクーラーが新設計されています。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
ERAZOR X | フラッグシップモデル / RGB | Amazon |
S.A.C | Amazon |
ELSAのオススメグラボ
GALAX(GALAXY)
香港のグラボメーカー「GALAXY」とヨーロッパの姉妹ブランドであるKFA2が統合してグローバルブランドとしてスタートしたのがGALAXです。美しい白色のデザインが特長のHall of Fameシリーズがメインの他、下記で紹介する玄人志向とのコラボモデルでもある「GALAKURO GAMING」もラインナップされています。
GALAXのグラボの特長
とにかく美しいデザイン
GALAXのグラボはメインデザインがホワイトとなっており、白色系の自作PCにベストマッチします。それだけではなく、ファンやメインフレームもデザインにこだわり他のメーカーにはないデザインを求めるならオススメのメーカーです。
HOF PANEL
パネル側面は型番やスペック情報、ドライバーVerなどあらゆる情報を表示するLEDパネルを搭載。専用のフレームを付け替えることでデザインを変更したりライティングエフェクトの調整も可能となっています。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
HOF | フラッグシップモデル | Amazon |
玄人志向(GALAKURO GAMING)
今回紹介する中で唯一の国産メーカー。サングラスの男性のロゴが特長で、バッファローなどを子会社とするメルコHDの子会社。あらゆる面が不親切、しかし安いというその名の通り、マニア向けのPCパーツブランドとして人気のメーカーです。上記で紹介したGALAXYとのコラボゲーミングブランド「GALAKURO GAMING」が話題を集めています。
玄人志向のグラボの特長
1-Clip Booster
グラボの冷却性能をさらに高めることができる専用ファンが付属。お好みに合わせてバックパネルに取り付けることで冷却性能を調節することが可能です。
Extreme Tuner
専用のソフトウェアから手軽にオーバクロックや状態のモニタリングが可能。スマホアプリもリリースされており、スマホでグラボのコントロールが可能となります。
シリーズ名 | 特長 | Amazon最新価格 |
GALAKURO GAMING | GALAXYとのコラボ | Amazon |
玄人志向 | 割安 | Amazon |
Palit
台湾のグラボメーカー。PCショップであるドスパラが国内代理店を努めているため、あまり見かけることが少ないメーカーで一時は謎のメーカーとして騒がれたことも。しかし、その正体は30年以上に渡りPCパーツメーカーとして活躍している老舗企業。
Palitのグラボの特長
デュアルBIOS
グラボ本体に2つのBIOSを搭載。OCなどに失敗した時に片方がダメになっても、もう片方が作動するので保護機能として利用することが可能。
Rockデザイン
GameRockシリーズに採用されている表面がまるで氷のブロックのようなデザイン。ARGB機能により、好きな色にライティンさせることができます。
各グラボメーカーの主要製品スペック比較
各メーカーの特長は把握していただけましたか? 基本的に冷却性能やデザインなどにフューチャーして紹介しましたが、一番重要であるスペック面を比較してみたいと思います。今回は読者の皆さまが購入検討されているのが1番多いと思われる思われるRTX3060 Ti・RX 5700 XT・GTX1660を各メーカーの同グレード製品で比較していきたいと思います。
GeForce 3060 Ti OCモデルの比較
メーカー モデル名 | クロック数 | メモリ | 推奨電力 補助電源 | ファン数 / PCI Express |
GIGABYTE EAGLE OC 8G | 1695MHz | 8GB / GDDR6 | 600W 8pin x1 | 2 PCI-E 4.0 x 16 |
MSI VENTUS 2X OCV | 1695MHz | 8GB / GDDR6 | TBD 8pin x1 | 2 PCI-E Gen 4 |
ASUS ROG GAMING | 1740MHz | 8GB / GDDR6 | 750W 8pin x1 | 2 PCI-E Gen 4 |
ZOTAC Twin Edge OC | 1695MHz | 8GB / GDDR6 | 650W 8pin x1 | 2 PCI-E 4.0 x 16 |
ELSA 3060Ti 未発売 | ー | ー | ー | ー |
GALAX 3060Ti 未発売 | ー | ー | ー | ー |
玄人志向 E8GB/DF | 1665MHz | 8GB / GDDR6 | 不明 8pin x1 | 2 PCI-E Gen 4 |
Palit GamingPro OC | 1695MHz | 8GB / GDDR6 | 550W 8-pin×1 | 2 PCI-E Gen 4 |
Radeon RX 5700 XTモデルの比較
メーカー モデル名 | クロック数 (最大値) | メモリ | 推奨電力 補助電源 | ファン数 / PCI Express |
GIGABYTE AORUS Rev2.0 | 2010MHz | 8GB / GDDR6 | 600W 8pin x2 | 2 PCI-E 4.0 x 16 |
MSI GAMING X | 1925MHz | 8GB / GDDR6 | 750W 8pin x2 | 2 PCI-E Gen 4 |
ASUS ROG GAMING | 2035MHz | 8GB / GDDR6 | 600W 8pin x2 | 3 PCI-E Gen 4 |
ZOTAC Radeon なし | ー | ー | ー | ー |
ELSA Radeon なし | ー | ー | ー | ー |
GALAX Radeon なし | ー | ー | ー | ー |
玄人志向 E8GB/DF | 1905MHz | 8GB / GDDR6 | 不明 8pin x1 6pin x1 | 2 PCI-E Gen 4 |
Palit Radeon なし | ー | ー | ー | ー |
GeForce GTX1660Tiモデルの比較
メーカー モデル名 | クロック数 (最大値) | メモリ | 推奨電力 補助電源 | ファン数 / PCI Express |
GIGABYTE GAMING OC 6G | 1860MHz | 6GB / GDDR6 | 450W 8pin x1 | 2 PCI-E 3.0 x 16 |
MSI GAMING X 6G | 1875MHz | 6GB / GDDR6 | 450W 8pin x1 | 2 PCI-E 3.0 x 16 |
ASUS TUF GAMING | 1845MHz | 6GB / GDDR6 | 450W 8pin x1 | 2 PCI-E 3.0 |
ZOTAC AMP 6GB | 1860MHz | 6GB / GDDR6 | 450W 8pin x1 | 2 PCI-E 3.0 |
ELSA S.A.C | 1770MHz | 6GB / GDDR6 | 不明 | 2 PCI-E 3.0 x 16 |
GALAX 1660Ti未発売 | ー | ー | ー | ー |
玄人志向 1660Ti未発売 | ー | ー | ー | ー |
Palit Dual OC | 1815MHz | 6GB / GDDR6 | 450W 8pin x1 | 2 PCI-E 3.0 x 16 |